牧港
- 水 深 3~15m
- 風 向 き 南~南西
- 透 明 度 ~10m
- 難 易 度 初心者から
- ト イ レ 無し
- シャワー 無し
- エントリー ビーチ
- 陸の向き 170度
ポイント紹介
大都会浦添市の海岸線にひっそりとあるポイント。砂泥底にソフトコーラルという一見どこにでもありそうなポイントですが、この海には「ナカモトイロワケハゼ」が住んでいます。沖縄本島でこの魚に会えるのは「牧港」「なかゆくい」「パルプンテ」の3か所だけ。どれも人工的に設置されたもので、それぞれ潜れない時期には手入れがされないので居なくなってしまいます。(牧港、ナカユクイは夏、パルプンテは冬整備されています。)近場で夏に「ナカモトイロワケハゼ」が見れるということで重宝されるポイントになります。
講習でも使われているからか、海底には途中までロープがあり、初心者から潜れるポイントです。河口付近にあるということもあり、透明度はよくて10mほど、透視度は5mほどです。中層移動も必要ないので初心者から楽しめますが、簡単だからと侮っているとロストしかねません。
駐車場
「浦添市歴史あふれる館」「軽自動車検査協会」の裏側の路肩に止めることが出来ます。
注意事項
- エントリーは階段なのですが、穴ぼこがあるのでハマらないように注意が必要です。
- 初心者から楽しめますが、透明度・透視度ともに悪いのでバディ間距離に気を付けましょう。
- ジェットスキーで遊んでいる場合もあります。
- 「ナカモトイロワケハゼ」のビンは触ったり持ち帰らないようにしましょう。お家としてホラ貝やホネガイが設置されている場合もあります。
ルート案
- Enは階段を下りていきます。しかし大きな穴ぼっこがいくつもあるので注意が必要です。少し沖にはブイが見えるのでそこで潜降します。陸は170で設定しました。
- 潜降場所は水路になっており、海底にロープが張っているのでそれを辿っていきます。徐々に水深が下がってゆき、そのうち壁(丁字路)にぶち当たります。ロープは途中でなくなるのでどの位置に降りてきたのかをしっかり把握しておきましょう。
- 壁に当たったところで西へ進んでゆきます。この時も水中は水路のようになっており、左手には中東ブイが浮いていて、良い目印になります。そのまままっすぐ行くと、ビンが設置してある場所に着きます。
- メインの「ナカモトイロワケハゼ」を楽しんだ後は来た道を戻ります。方向は東ですね。降りてきた場所を通り過ぎないようにだけ注意しましょう。降りてきた場所を把握していなかった場合は中層ブイを越えた辺りから少し南に振ることでロープと交錯するルートを取ると良いですね。
- 丁字路の元の場所に来たら南へ戻っていきます。そのうち水深も上がってゆき、ロープも見えてくると思います。潜降場所に来たら安全停止をして浮上。
- 陸の場所を確認してあとは帰るだけですね。En時と同様にEx時も穴ぼこにはまらないように注意しましょう。
見れる生き物
ナカモトイロワケハゼ、クマノミ、ハマクマノミ、ハリセンボン、カミソリウオ、スカシテンジクダイ、イソギンチャクモエビ、クロエリアメフラシなど
ウミガメ情報
ウミガメは見たことありません。目撃情報もなし。
コメント
私も1回しか潜ったことのないポイントです。探り探りでしたが「ナカモトイロワケハゼ」は案外簡単に見つかりました。しかしそれ以外はほとんど探索できず。見れる生き物の情報はほとんどがショップのブログから確認したものです。マクロも探せばいるのでしょうが、環境的にもここにいる生き物はすべからくレッドビーチや天願で探せば見つかると思います。
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