ゴマフビロードウミウシ


ゴマフビロードウミウシ
ゴマフビロードウミウシ

名前

ゴマフビロードウミウシ
Jorunna parva

観察地

鳥取県(城原海岸)

紹介

体地色茶褐色から薄黄色の個体が多いが、白色の個体もいる。背面の模様も個体差が大きい。胡麻状の斑紋があったり、細かい粒状の突起があったり。この突起も散在する個体からある程度まとまった個体まで様々いる。
触角は、根元は体地色を少し薄くした色になる。軸も同じ色で、襞は黒色になる。
二次鰓は、根元は体地色を少し薄くした色になる。軸も同じ色で、縁は黒色になる。

コメント

 鳥取で初めて見たウミウシ。見た瞬間に名前が分かったので過去に見たことあるのかと思ったのですが、ログを見返してもその形跡がありませんでした。ウミウシ好きのバディからいろいろ教わっていた甲斐があったということでしょう。
 名前は「ゴマフ」+「ビロード」。「ゴマフ」はアザラシの名前でもよく聞きますね。漢字にすると「胡麻斑」。こう書くとしっくりきます。今までなんとなくで理解していたのもがハッキリしました。

ゴマフビロードウミウシ
ゴマフビロードウミウシ

 こちらは背中に茶色の横帯があります。最初の写真と観察場所はほとんど離れていませんが模様の差は大きいです。こちらも口髭型。ブチ模様の可愛い個体が見たいですね~~。(7月、菜種島、水深4m、大きさ30㎜)

 

登場ブログ

菜種島 スキューバダイビング ログ190
鳥取 スキンダイビング ログ81

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