【沖縄本島中部】残波岬


残波岬の水中マップ
残波岬の水中マップ
  • 所   在  読谷村宇座(那覇空港から1時間30分)
  • 水   深  -5m~-50m
  • 風 向 き  南~南東
  • 透 明 度  15m以上
  • 難 易 度  中上級者向け
  • ト イ レ  あり
  • シャワー   なし
  • エントリー  ビーチ(サンゴ礁)
  • 見   所  大物(GT、ネムリブカ、ナポレオンフィッシュ等)、マクロ、カメ
  • 陸の方向   120度(目安)

ポイント情報

 読谷村にある観光地としても有名な「残波岬」。断崖絶壁から望む青い海は恐怖感すら覚える色と景色です。そういったものに限って人を魅了するのですから不思議ですよね。集まった観光客の視線を感じながら潜るこのポイントは、沖縄のセルフダイビングポイントでも屈指のハードポイントとなっています。
 エントリーまでは、タンクを背負ってから5分ほど足場の悪い場所を歩きます。初見でエントリー場所まで行くには難易度が高いので、まずは下見していくことをお勧めします。そしてエントリー後の海の中は・・・。目の前に広がるダイナミックな地形!!ここからの楽しみ方は人それぞれで、そのまま深場のGT(ロウニンアジ)に会いに行く人、大きく回って水路や渓谷、アーチなどの地形を楽しむ人、ピグミーシーホースウミウシなどのマクロを楽しむ人、本当に千差万別です。他にもネムリブカやナポレオン・フィッシュ、さらにはクジラが近くを通ることもあります。しかしこのポイントは流れや濁りがあることも多い場所です。楽しむ水深も必然的に深くなっていきますので、残圧やダイブプランの管理も重要、エントリーからエグジットまで気が抜けないポイントです。中性浮力も必須であり、総合的に見て中上級者向けのポイントになります。正しい海況判断をしないと簡単に命の危機にさらされますので細心の注意が必要です。「恩納ポイント」に比べて事故が少ないのはエントリーまでの道のりが険しいこと、シュノーケリングでは楽しみが少ないことが幸いしているのかもしれません。
 駐車場やトイレも完備されていますが、ダイバーだけでなく観光客、釣り人、さらにはサーファーまで多くの人が使いますので潮や泥で汚すことのないように綺麗に使いましょう。猫ちゃんも住んでいるので撫でてあげてください。

駐車場

 広々とした駐車場ですが、夏には多くの観光客も訪れます。ダイバーだけの場所ではないのでマナーを守って使いましょう。

注意事項

  1. 流れや濁り、水深、中性浮力、残圧、ダイブプラン、エントリー、エグジット等あらゆることに注意が必要な中上級者向けのポイントです。
  2. 潜っている数十分の間にも海況が大きく変わることがあります。
  3. エントリー場所まで行くのも初見では難しいです。最初は慣れた人に案内してもらうのが無難でしょう。エントリー、エグジットは軽いロッククライミングです。
  4. 釣り人がいます。
  5. 駐車場はマナーを守って使いましょう。

ルート案

残波岬のルート案
残波岬のルート案

今回水中マップに書いている範囲でも正直曖昧な部分はかなりあります。大枠の地形として参考にしていただけると幸いです。

  1. ①からエントリーする場合はジャイアントストライドエントリーになります。潮汐、波の周期によっては下の段差に体をぶつけかねないので、不安な方はエグジット場所の⑦からエントリーするのが良いです。最後エグジットの際にしばしば露出岩の方に行ってしまうことがあるので地形をよく確認しておきましょう。
  2. 潜降後正面の岩まで降りていきます。-18mから縦穴が2つあるのでそこから岩の下に潜っていきます。着底後下から上を見上げるとWアーチになって綺麗です。
  3. 岩の下に潜り込むと出口が2つあります。この場所自体は3か所から入ることが出来ます。ここでもネムリブカやGT(ロウニンアジ)の目撃情報があります。中は真っ暗なので水中ライトは必須です。頭上に注意を払い、ファーストステージやタンクを傷つけないようにしましょう。
  4. 外に出てからは岩と岩の間が水路のようになっているのでそこを通って、少し沖に見える大きな岩を目指します。水路の壁もよく見るとさまざまな生き物がいます。
  5. GT(ロウニンアジ)の住処の1つです。運が良ければ会うことが出来ます。堂々としており恐怖すら覚えます。ここで水深は-35mまで落ちます。
  6. ここからピグミーを探しに行くルートやさらに地形を楽しむルートもあるのですが、私の水中マップの描ける範囲はここまでなのでエグジット場所に向かいます。それでも最初は余裕を持って上がるのが良いですね。
  7. 安全停止後入り江の中まで入ってエグジットします。しばしば露出岩の方に行ってしまうのでエントリーの時に地形をよく確認しておきましょう。陸の方角は120度と書いていますが、あくまで目安です。残波岬はエントリー・エグジット場所が限られるので地形を見ながら進むのが良いと思います。

見れる生き物

ロウニンアジ(GT)、ピグミーシーホース、ナポレオンフィッシュ、カクレクマノミ、ハナビラクマノミ、クマノミ、ツムブリ、イソマグロ、アオウミガメ、ホシカイワリ、ネムリブカ、カスミチョウチョウウオ、グルクン、ボブサンウミウシ、ヨセナミウミウシ、シンデレラウミウシなど各種ウミウシ、コマチコシオリエビ、オルトマンワラエビ、エクレアナマコなど

ウミガメ情報

 ウミガメ遭遇率は低め。私はあったことがありません。しかし目撃情報もあるのでどこかしらにはいるのだと思います。

コメント

 私もそこまで開拓しきれていないポイントなので水中マップも私の分かる範囲しか書いていません。今後さらに範囲を広げていく予定です。
 残波岬は本当にベタな日は少ないです。外洋に面しているだけあって、いつでも波がある印象。今となっては慣れましたが、最初はちょっとした風浪でも砂辺や真栄田岬とは違う緊張感がありました。沖縄でもトップクラスに海況判断が大切なポイントだと個人的には思っています。
 GT(ロウニンアジ)に関して、今回紹介した水深35mの住処以外にも40m、60mと知る人ぞ知る住処があるようです。如何せん深いのでそこまで探索しきれてはいませんが、見つけてもここで紹介するかは微妙なラインですね。そしてピグミーシーホースもこのポイントの名物なのですが、何といっても残波のピグミーは浅い!!水深20mから見れてしまうので、じっくり写真を撮りたい人には本当にお勧めです。ちなみに過去には水深13mから発見されたこともあるそうです。
 まだまだ知らないことだらけの残波岬です。この記事を書く際にたくさんの動画や画像を見ましたが、将来的にはそれらを網羅した迷路のようなマップにしていきたいと思います!!

過去ログ集

残波岬 スキューバダイビング ログ180
裏真栄田 スキューバダイビング ログ172
残波岬 スキューバダイビング ログ171
残波岬 スキューバダイビング ログ136
残波岬 スキューバダイビング ログ127
(開拓)裏残波 スキンダイビング ログ62
残波岬 スキューバダイビング ログ16
残波岬 スキューバダイビング ログ14

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