フジイロウミウシ


フジイロウミウシ
フジイロウミウシ

名前

フジイロウミウシ
Verconia purpurea

観察地

鳥取県(城原海岸、イガイトリゼ)

紹介

体地色は紫色。正中線上から触角の間を少し過ぎたところまで白色の1本線が入る。外套膜周縁は白色。外套膜周縁上に紫色の斑紋を持つ個体もいる。
触角は赤みの強い橙色。根本は体地色と同色。
二次鰓も触角と同じく赤みの強い橙色となる。

コメント

 紫色の体地色に赤みの強い橙色の触角が綺麗なウミウシ。初めて見たのはボートで行った「イガイトリゼ」。最初水深-5mの地点で発見。大きさは10㎜ほど。その後水深-10m付近でも発見。3個体が集まっている場所もありそれほど珍しさは感じませんでした。

フジイロウミウシ
フジイロウミウシ

 その後スキンダイビングで楽しんでいる時に菜種島の付近の水深-2mで再び発見。それまで沿岸では見たことがなく、潮通しの良い場所を好んでいるのかと思っていましたが、そうでもなかったようです。この個体は外套膜周縁上に紫色の斑紋があります。(城原海岸、8月、-2m、10㎜)


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