セルフダイビングについて3回に分けて書いてきました。「セルフダイビング」「セルフダイビングのスキル」「セルフダイビングの表と裏」。そして今回はまとめとしての実践編。しかし1つ1つ細かく書いているとキリがないので、簡単にセルフダイビングの一連の流れを書いていきたいと思います。
Enまで
①バディ探し
まずは一緒に海に行くバディ探しから。海の中では命を預け合いますから、信頼できるバディがいると良いですね。
②ポイント選び
バディと一緒にポイントを選びましょう。生き物や地形などの目的、風向きや波高、潮汐などを考慮しつつ選びましょう。
③タンクを借りる
ポイントが決まったらタンク屋さんへ。タンクを借りていざ海へ!!
④海況チェック
海に着いたらまずは海況をチェックしましょう。海況は予測できても流れは経験がないと分かりません。この時にルートやハンドサイン、その他気になることがあれば確認しておきましょう。
⑤器材のセッティング
海況も見終わったら器材のセッティングです。ほかのダイバーの邪魔にならないようにスペースを分け合いながら手早くセッティング。不安があればバディ間でチェックするのもありですね。
➅海へ
セッティングが終われば器材を背負って海へ。楽しい世界はすぐそこです!!
EnからEx
①En
セルフダイビングはほとんどがビーチからです。サンゴ礁の歩き方や波の避け方にはコツがあるので詳しくは別の記事で書きますね。潜降前に陸の角度は確認しておきます。
②潜降
ゆっくり耳ぬきをしながら潜降。早めにこまめに抜いていきます。フリー潜降出来れば良いですが、最初のうちは岩などをつかみながら降りていきましょう。
③海の中で
海の中では自分のことは自分でします。水深、残圧、ルート、バディチェック、プランなど。何度も繰り返しチェックします。生き物や地形に夢中になりすぎてエア切れ寸前なんてことが起きないようにしましょう。
④安全停止
ダイビングを楽しんだら必ず5m3分の安全停止を行います。安全停止も慣れるまでは何かに掴まりながら行うのが良いですね。
⑤浮上
安全停止の後は浮上をしますが、この時もいくら浅いからと言って10m/分の浮上速度を越えないように上がりましょう。時間でいうと5mの浮上に30秒以上時間をかけることになります。
➅EX
浮上後はEx。En同様サンゴ礁や波に気を付けながらExします。
Exのあと
①片付け
ダイビングを楽しんだ後は器材の片づけ。セッティング時同様素早く片付けましょう。
②タンク返却
使ったタンクを返却しに行きます。
③器材洗い
使った器材はその日のうちに真水に付けて潮抜きをしましょう。面倒だからと言ってサボっていると痛い目を見ます。1日放置するだけでもサビが発生します。器材の洗い方もそれぞれ気を付けるべきポイントがあるのでそれも記事を書こうと思います。
④ログ付け
ダイビングのログは忘れないうちに書きましょう。面倒な作業ではありますがスキルアップするには必ず必要な作業です。
まとめ
ということで「セルフダイビングしよう!!」でした。ガイド付きで潜るのとは勝手の違う部分も多かったと思います。細かく書いていくととてつもない量になるので今回は簡単に流れを書きましたが、ポイントごとでそれぞれ詳しい記事を書いていこうと思います。とりあえずは「セルフダイビング」「セルフダイビングのスキル」「セルフダイビングの表と裏」「セルフダイビングしよう!!」の4つの記事でセルフダイビングの入門編になると思います。セルフダイビングを初めてダイビングの楽しさをもっともっと深めていきましょう!!
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