沖縄ダイビングポイントマップへようこそ

 初めまして、私管理人の沖縄太郎です。よろしくお願いいたします。え、どこかで聞いたことある??ありがとうございます。実は私「原付ダイバーの日々開拓日記」を書いておりまして、沖縄のダイビングについて片っ端から調べ尽くした方であれば、もしかしたら私のブログを1度くらいは見たことがあるかもしれません。

 私はスキューバの本数こそ250本ほどですが、そのほとんどをセルフで潜ってきました。セルフダイビングの自由さを生かし、「道があれば潜る、穴があれば入る」というコンセプトの元、沖縄本島のビーチエントリ―は100ポイント以上で潜っています。もちろん本島にダイビングポイントとして100ポイントもあるわけはないので、そのほとんどはポイントになっていない未開な場所で潜っています。その模様は「原付ダイバーの日々開拓日記」を読んでいただけるとよくわかると思います。 

 せっかくこうやって潜ってきたのだから、私がしていることをまとめてみようと思い今回新たにサイトを立ちあげました。ダイビングポイントの情報や生き物、セルフダイビング、さらには器材に関しても記事を書いていこうと考えています。ここで出す情報に関しては、私が潜っていく中で集めたもの、そして潜り仲間から頂いたものを中心に上げていきます。ただし、海の状況は毎日更新されます。いつでも必ずしも情報が正しいわけではないのでご了承ください。また、当サイトを参考にしてダイビングに行かれる方も今後出てくると思いますが、ダイビングはあくまで自己責任です。当サイトを見て潜った先で事故に合われても一切責任は負えません。忘れがちですが、ダイビングは常に死と隣り合わせであることを意識して、一人一人が自立したダイバーとなり、より海を広く楽しんでもらえたらと思います。

ではでは、皆さんのダイビングライフがより楽しく、充実したものになることを願っています!!

【沖縄本島中部】砂辺No.1

砂辺No.1の水中マップ 改
砂辺No.1の水中マップ 改
砂辺No.1の水中マップ 改
  • 所   在  北谷町宮城海岸(那覇空港から40分)
  • 水   深  5~20m
  • 風 向 き  東
  • 透 明 度  10~20m
  • 難 易 度  初心者から上級者まで
  • ト イ レ  有り
  • シャワー   無し
  • エントリー  ビーチ(階段)、ボート
  • 見   所  ソフトコーラル、マクロ、カクレクマノミ
  • 陸の方向   70度くらい

ポイント情報

 沖縄本島でも最もメジャーなポイントの1つ。すぐ近くにMAXエアーがあるのでタンクの調達も楽です。初心者から楽しめ、地形やマクロ、ソフトコーラルまで一通りそろっています。エントリー口も整備されており、ドロップまでチェーンが続いています。慣れてくると多少の荒れであればエントリー可能で、サーファーと一緒に潜ることもしばしば。海況はYoutubeやMAXエアーのHP、Instagramから確認できます。
 ビーチから安定してカクレクマノミが見れる貴重なポイントです。各種ウミウシや最近和名がついた「ハチジョウタツ」もいます。ハゼ場には「ヒレナガネジリンボウ」もいますし、シーズンになると「リュウグウベラギンポ」も求愛の舞をしています。以前は「ヤシャハゼ」も居たそうなのでそのうち帰ってくるかもしれませんね。水中にシーサーが設置されているのも見所の1つです。是非探してみて下さい。

駐車場

 海岸沿いに縦列駐車が可能。ただしNo.1は人気なので、シーズン中や砂辺でしか潜れない海況の時には早朝から場所取りをしていないと駐車できません。No.1から少し外れると比較的駐車しやすいです。浜屋そばの前は駐車禁止です。道路も浄水場からNo.1にかけては一方通行になります。

注意事項

  1. 初心者から上級者まで集まるポイントなので、ハイシーズンは特に混雑しています。早く海に入りたい気持ちは分かりますが、焦らず、周りに注意しながらダイビングを楽しみましょう。
  2. 盗難、置き引き車上荒らしが起きる場所です。モノ、貴重品の管理には注意しましょう。
  3. 浜屋そばの前は駐車禁止です。
  4. 浄水場からNo.1にかけては一方通行です。

ルート案

砂辺No.1の水中マップ 改
砂辺No.1の水中マップ 改
  1.  ドロップから潜降。まずは水中ポストを目指していこう。まっすぐ進んでも左手にポストは見えるはずです。さらにまっすぐ進むと今度は海のアイドル「カクレクマノミ」。-8mほどの場所に居るので、場所を覚えれば帰りに寄るのもあり。
  2.  カクレクマノミからはスロープが始まり、一番下で着底すると20mまであります。ここでは降りてしまわずに、上から少し南側にある土管を探してみましょう。土管の奥の砂地にハゼ場が広がっています。
  3.  ハゼ場の水深は20mほど。今は「ヒレナガネジリンボウ」しかいませんが、一番多い時で5個体確認できました。以前は「ヤシャハゼ」も居たようなので、もしかしたらそのうち帰ってくるかもしれませんね。ここで時間を使いすぎると「三角の根」に行けないので、余裕がないと思ったら潔く帰る準備をしましょう。
  4.  ハゼ場から「三角の根」は結構難しいです。基本的には岸と平行に進めばよいのですが、砂辺は透視度が悪いので、疑心暗鬼になりがち。一度土管まで戻れば、土管の上をまっすぐ行った延長線上にあります。確か290度だったけれど、再確認が必要ですので機会があれば試してみてください。それと結果を教えていただけると嬉しいです。
  5.  さあ、あとは帰るだけ!!陸に70度でまっすぐ帰れます。(65度くらいがベストっぽい。)ほかの案としては、右側のドロップ沿いを泳ぐと迷わず陸へ帰れます。このルートではN0.1の階段状の地形や砂辺のソフトコーラルを楽しむことが出来ます。
     元の場所まで来たら安全停止。少し北側に行くと「アオギハゼ」や「ツバメタナバタウオ」が大量にいて、写真を撮りながら時間を潰すことが出来ます。

見れる生き物

カクレクマノミ、クマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、ヒレナガネジリンボウ、リュウグウベラギンポ、モンツキカエルウオ、アオウミガメ、ピグミーシ―ドラゴン、ハチジョウタツ、カミソリウオ、ツマジロオコゼ、タマン、ホシカイワリ、各種ウミウシなど

ウミガメ情報

 砂辺N0.1のウミガメ遭遇率はかなり低いです。シュノーケリングでは見たことありません。何度か見ているのは、すべてスキューバで、すべて「三角の根」より沖の人が行かないような場所です。

コメント

 私もここのポイントには何度もお世話になっています。原付で来てタンクを借りてそのまま海に入れるポイントというのは少ないですし、何度来ても新たな発見があるポイントです。水中マップを作っている範囲でも十分楽しめるのですが、もっと広く見てやろうということで、-30mまで降りたことがあります。そこまで行くと、あるのは平たい根と砂泥底。最初はハゼやチンアナゴいないかなと思って見に行ったのですが期待はできませんね。泥地を好むハゼもわざわざそこまで探しに行くかなと。
 地形的には、-8mからスロープがあった後-20mの広場が続き、「三角の根」を過ぎてしばらくするとまたスロープが始まり、30mまで降りていきます。ただ、NO.1からまっすぐ行って-30mを目指すのはかなり遠いです。「三角の根」までで半分行かないぐらい。ひたすら泳ぎます。-20mの広場には階段状の地形があったり、中層ブイが浮いています。中層ブイには「トゲトサカ」がたくさん付いていたので、また「イソコンペイトウガニ」を探しに行きたいんですよね。ただ、どちらも直線ルートの上にはなく、到達するには紆余曲折があります。

過去ログ集