【沖縄本島南部】大度浜海岸(水路)

大度浜海岸(水路)水中マップ大度浜海岸(水路)水中マップ
大度浜海岸(水路)水中マップ大度浜海岸(水路)水中マップ
大度浜海岸(水路)水中マップ
  • 所   在 糸満市大度(那覇空港から30分)
  • 水   深 5~25m
  • 風 向 き 北西~北 
  • 透 明 度 10~20m
  • 難 易 度 中上級者から
  • ト イ レ 有り(無料25台・有料)
  • シャワー  有り(有料)
  • エントリー ビーチ
  • 見   所 地形(アーチ、ドロップ)
  • 陸の方向  355~360度

ポイント紹介

 その昔ジョン万次郎が上陸したことから「ジョン万次郎ビーチ(ジョン万ビーチ)」とも呼ばれる大度浜海岸は、リーフの中は多様なサンゴとカラフルな魚たちを楽しむことができ、リーフの外は壮大な地形が広がっています。夏は観光客がリーフ内で海水浴を楽しみ、季節を問わず満潮にはサーファーが集まる場所でもあります。今回は特にリーフの外側についてご紹介します。
 南部だと一番潜られているであろう地形ポイント。駐車場が完備され、東屋もあるので器材のセッティング、水面休憩には困りませんが、難点はエントリーポイントまでの長い道のり。潜降場所までの水面移動も長く、スキューバを楽しむ前にかなり体力を削られるポイントです。さらにこの大度浜海岸の水路はタイミングが悪いと強烈なリーフカレントが発生します。しかしそれらの苦難を乗り越えてでも見るに値する地形が広がっています。至る所にアーチがあり、ここを潜ろうか、あっちを潜ろうか。何度でも違うコース取りが出来るので飽きることはありません。さらにこのポイントは沖縄本島では最大級の「ハマサンゴ」があります。U.F.O.のような形をしていることから「U.F.O.岩」とも呼ばれますが、最近は崩れていきつつあります。何万年とかけてできた造形ですからいつまでも残っておいてほしいものです。
 さてこのポイントは中上級者向けと書きましたが、中性浮力は必須です。慣れるまでは迷路のような地形に迷子になることも多いです。リーフカレントも含めこのポイントは知っておいた方が良いことがたくさんありますので存分に紹介したいと思います。ちなみに実際に潜ると水中マップ以上に複雑な地形が広がっています。それでもキーになる部分は描いているつもりなので少しは参考になるかと思います。

駐車場

大度浜海岸の駐車場
大度浜海岸の駐車場

 駐車場は大度浜海岸のすぐそばに2つあります。1つは25台ほど駐車できる無料の駐車場で、もう1つは有料で1回300円必要です。夏は観光客でほぼ満車になります。また満潮の時間帯はサーファーも集まるので、無料駐車場は季節を問わず満車になります。

注意事項

  1. リーフの外はたいてい波が立っています。ベタなコンディションの時はほぼないと思ってください。
  2. 水路はリーフカレント多発地帯です。
  3. 似たような地形が並ぶので迷子にならないようにナビゲーションはしっかりしましょう。
  4. エントリーまで足場は悪いです。砂地では足をとられ、岩場ではコケが滑り、サンゴ礁はトゲトゲしています。
  5. 満潮前後2時間ほどはサーファーも集まります。
  6. 干潮になると水路付近で釣りをする人もいます。釣られないように注意しましょう。

リーフカレントに関しては以下の記事も一緒にどうぞ↓↓

ルート案

大度浜海岸(水路)ルート案
大度浜海岸(水路)ルート案
  1. 水路を抜けてドロップまで来たところで潜降。潜降場所よりも西側に「ピサの斜塔」や「U.F.O岩」があるとイメージしてください。クレバスのようになっている地形の間を縫うように、壁に沿って東へ泳いでいきます。途中小さなにトンネルがありますが、結構狭いので通る場合は引っかからないように注意してください。ちなみにトンネルを抜けた先は縦穴になっているのですが、そこは入り口が3か所あるので狭い場所を通らなくても到達できます。
  2. 壁沿いを縫うように泳いでいると広い砂地に出ます。この時点で-20mほど。広場へ出たら今度は砂地を横目に地形に沿って西へ泳ぎます。右手に壁がある状態です。すると小さなキノコのような岩が見つかるはず。これが見つかればすぐ近くに、先の縦穴へ通じる入り口があります。キノコ岩まで来たらU.F.O岩は目の前です。
  3. 徐々に全貌があらわになるハマサンゴに驚嘆すること間違いなし。ハマサンゴの下は過去にネムリブカの目撃情報もあります。まあ地形ポイントなのでどこで休んでいても特に驚きはしません。U.F.O岩はハマサンゴのトップで-15mほどです。周りを見ると徐々に崩れつつある様子が見てとれます。
  4. カクレクマノミも-15mほどに暮らしています。説明が難しいですが、ハマサンゴから少し沖に見える根へ向かって泳いでみるとバッタリ遭遇したりするかもしれません。
  5. カクレの後はまたしても地形の間を縫っていきます。うまくいけばクレバスの隙間を通っていけますので探してみて下さい。行き止まりなら引き返せばよいだけです。
  6. 一通り楽しんだら陸の方向へ向かいます。ドロップ沿いもよく観察してみると丸い穴があったり、クレバスの入り口があったりします。
  7. 「ピサの斜塔」と「クマノミマンション」は一目瞭然です。丁度水深も-5mほどなので楽しみながら安全停止が出来ます。後は360度真北に向かえばおおよそOK。慣れるまでは途中で顔を出して場所を確認した方が確実ですね。特に干潮の時は釣り人がいる場合もあります。逆に干潮の時は水路の場所が分からなくなります。海況がよろしければ長い水面移動になりますが、大度浜海岸であれば全然許容範囲です。

見れる生き物

アオウミガメ、ネムリブカ、マダラトビエイ、カクレクマノミ、ハマクマノミ、カマスの群れ、アオギハゼ、ブッシュドノエルウミウシなど

ウミガメ情報

 大度浜海岸アウトリーフでのウミガメ遭遇率は高め。潜降後地形の中を楽しんでいる時に出会うことは少ないですが、広く泳いでいるとかなりの確率で出会います。個人的には水路からプール側へ回ってみると遭遇率高めです。

コメント

 大度浜海岸の地形は、地形をヒントに場所を把握する良い練習になります。小さなものでも特徴をとらえて覚える練習をしていれば、ほかの地形ポイントに行ったときでも大いに役に立ちます。で、ここでのナビゲーションのコツですが、私はいつもU.F.O岩を起点に考えます。自分がU.F.O岩の東西どちらにいるかを考えておくと、地形を楽しんだ後におおよそ地形に沿ってU.F.O岩に向かえばあとはそこから「ピサの斜塔」に向かうだけです。
 地形もまだまだ未開拓の部分が多数あります。アーチ・トンネル・洞窟・縦穴。探せばなんでも見つかるはずです。私も気になっている場所がたくさん。こんなに手軽に冒険心を満たせる場所はなかなかありません。なにか面白い地形があれば是非とも教えてください!!もっと水中マップの精度を高めていきたいと思っています。
 最後に沖出しについて。私も何度か沖出ししていますが、これと言って大きな発見はありません。途中でカメに会ったり、マダラトビエイに会ったり。その反面地形に大きな変化があるわけでもなく、珍しい生き物がいるわけでもなく、ハナゴイがめちゃくちゃ群れているわけでもなく。それなら潜降後の地形を隅々まで探検する方が個人的には楽しいです。1つ沖出しする際の注意点を書いておくと、絶対にコンパスをセットしておくこと。いや、言うまでもなく普通のことなのですが、大度浜海岸の水路側は案外水深の変化が少ないうえに、砂地に大きな根がいくつかあるだけで地形の変化も乏しく、リップルマークも大して使えないので頼りになるのはコンパスしかありません。この時に体内のコンパスもしっかり保っておかないと疑心暗鬼になり、かなり不安になります。大度浜海岸は海況によってはエグジット場所も限られますので特に注意が必要です。

 

過去ログ集

度水路 スキューバダイビング ログ154
大度浜海岸 スキューバダイビング ログ133
大度・プールスキューバダイビング ログ112
大度浜海岸 スキューバダイビング ログ87

【沖縄本島中部】真栄田岬

真栄田岬の水中マップ

真栄田岬

真栄田岬の水中マップ
真栄田岬の水中マップ
  • 所   在 恩納村真栄田岬(那覇空港から約1時間)
  • 水   深 ~40m 
  • 風 向 き 南西
  • 透 明 度 10~20m
  • 難 易 度 初心者から上級者まで
  • ト イ レ 有り
  • シャワー  有り
  • エントリー ビーチ(階段)、ボート
  • 見   所 青の洞窟、ハゼ、マクロ、ディープ
  • 陸の角度  230~240度

ポイント情報

 沖縄で一番有名なダイビングポイント。シーズン中は毎日人で溢れ、込み具合はテーマパーク並みです。岬の上から見る青い海は「THE沖縄の海」で、ダイバーだけでなく多くの人を魅了します。駐車場(1時間毎に100円)、シャワー(200円1分30秒ほど)、トイレコインロッカー(100円)、ドライヤー(100円)が設置されているだけでなく、「みーぐすい うみかぜ」「cwan cwan」「琉球海専」といった小売店もあり、施設内で昼食をとることも出来ます。ほかにも西海岸の海を一望できる展望台、綺麗な芝生が広がる広場、多目的スペース、遊歩道があり楽しみはダイビングだけではありません。二輪車、原付は駐車場代は無料です。
 ダイビングポイントとして充実しており、有名な「青の洞窟」をはじめ、深場にはハゼ場、沖には「馬の瀬」と呼ばれる根、壁沿いにはマクロが充実しています。ルート次第では中性浮力が必須のポイントです。ルート案の初心者コースではなるべく中性浮力の必要ないようにルートをとっています。またスキューバだけでなく、シュノーケルでも楽しむことが出来ます。海に入ればロクセンスズメダイやオヤビッチャなどの餌付けされた魚が迎えてくれます。「青の洞窟」はシュノーケルの方が行きやすいですし、探せば穴潜りポイントがたくさんあります。海の状況はライブカメラから確認できます。開かれた海ではありますが、インストラクターがついていなかったり、見るからに装備が不十分である場合海に入るのを止められることがあります。
 数年前の海水温の上昇でサンゴの白化が進み、浅場のサンゴの大多数が死滅しました。徐々に復活してきてはいますが、今度は観光客が増えたことにより、一部生えなくなってしまっています。それだけでなく日焼け止めクリームもサンゴにダメージを与えると言われています。事情が分からないだけに仕方ない部分もありますが、このサイトを見た方だけでも気を付けていただきたいと思います。サンゴに優しい日焼け止めも存在しますので、リンクを張っておきます。

ジーエルイー合同会社「サンゴに優しい日焼け止め」

駐車場

 180台分の駐車スペースがあります。利用料金は1時間100円。180台駐車できますが、6月頃になると徐々に込み始め、7月に入れば駐車場は満杯。8月、9月も同じような状況が続きます。この時期は7:00の駐車場利用開始と同時に行ってもたくさん車が並んでいます。駐車場利用開始時間はシーズンで違うので下にまとめます。

 3月    7:00~18:00
 4月    7:00~18:30
 5月~ 9月 7:00~21:00
 10月~2月 7:00~17:30

注意事項

  1. シーズン中はとにかく人で込み合います。特に着替えの時はスペースを分け合いながら使用しましょう。
  2. 階段は右側通行で、あがってくる人優先です。
  3. エントリー口は凸凹しており、さらに滑りやすいので注意しましょう。凸凹に足を入れると滑らずにすみ、体も安定します。
  4. 真栄田岬は旗で海況が分かります。干潮に合わせて黄色旗になっている場合もあるので、潮汐と海況は自分でも見ておきましょう。
  5. 海況が急変する場所です。風向きの変化には注意しましょう。風向きが変わる1時間前には赤旗になっていることがあります。
  6. 浅場の塊状サンゴも生きています。踏まないように気を付けましょう。
  7. 青の洞窟内も右側通行です。
  8. ボートがかなり近い場所に停泊するので注意しましょう。特にスキューバの時は頭上に注意が必要です。
  9. シャワーは1回200円で1分30秒ほど利用できます。

真栄田岬の旗

 真栄田岬はライブカメラで海況を見ることが出来ます。またそれだけでなく旗の色からも判断することが出来ます。 
 真栄田岬のライブカメラはこちら

・青旗 海況抜群‼!海に入ることが出来ます。
・黄旗 海況は微妙だけど入れるよ!!干潮の時間帯だけ黄旗という場合もあります。
・赤旗 入っちゃダメ!!ゲートも封鎖。

ルート案①(ハゼ場)

真栄田岬のルート案(ハゼ場)
真栄田岬のルート案(ハゼ場)

 真栄田岬の岬側、「ツバメウオの根」の沖の-30~-35m付近には「ヤシャハゼ」や「ヒレナガネジリンボウ」「ホタテツノハゼ」と言った各種ハゼや「チンアナゴ」「ニシキアナゴ」が住んでいます。ただし水深が深いので長居は禁物です。深場なので水底が薄暗くなっています。そのため生き物を見つけるには最初は慣れが必要になります。
 ハゼ場を楽しんだ後はツバメウオの根をグルっと。この根にはウミウシがたくさん付いているので探してみると面白いです。この根とドロップの間は水路のようになっており、ここの-10m付近にはアーチもあるので潜って楽しむことが出来ます。ちなみにツバメウオの根には、今はツバメウオはいません。

ルート案②(馬の瀬)

ルート案③(青の洞窟)

見れる生き物

クマノミ、ハマクマノミ、カクレクマノミ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、チンアナゴ、ニシキアナゴ、ホタテツノハゼ、リングアイジョーフィッシュ、アオウミガメ、グルクマ、アカマツカサ、リュウキュウハタンポ、モンツキカエルウオ、ウデフリツノザヤウミウシ、オキウミウシなど

ウミガメ情報

 真栄田岬のウミガメ遭遇率は低めです。しかしスキューバでは沖の根に行くと高確率で会うことが出来ます。また早朝ではシュノーケリングでも遭遇率高めです。人が増えるとカメも居なくなってしまいます。

コメント

 たくさん見所のある真栄田岬。楽しみ方は人それぞれです。「青の洞窟」の知名度は言わずもがな。これはこれで1つ記事を書こうと思います。私のおすすめは早朝。人が誰もいない、朝の静まり返った穏やかな海は疲れを浄化してくれます。ハゼ場は-30mからの深場です。「ホタテツノハゼ」は沖縄本島では真栄田岬でしか見ることが出来ません。マクロは岬の方のエリアが充実しています。まだまだ広い真栄田岬。水中マップを書いていると海の知らなさを痛感させられます。いると噂だけ聞く生き物もたくさんいます。スキューバではまだまだ知らないことだらけですが、スキンでは一通り泳いで回っています。裏真栄田から真栄田岬までの700m、真栄田岬からマリブビーチまでの1.2kmは全て泳ぎました。その中で分かったこと、ここでは真栄田岬からマリブビーチの1.2kmについて書きます。
 青の洞窟以降もドロップ地形が続きます。マリブビーチと青の洞窟の中間あたりにはブイが浮いており、もしかしたらなにかポイントになっているのかもしれません。しかし、そこまでスキューバで行くには遠すぎるし・・・。マリブビーチに近づくにつれて透明度は悪くなっていきます。地形もそこまで行けば、ドロップではなくなります。一通り見た中で楽しめるのは中間のブイの辺りまで。穴潜りポイントは青の洞窟を過ぎた辺りにちらほらありました。おそらくこの辺りはスキューバよりもスキンの方が楽しめると思います。ちなみに私と一緒にカヤックも往来していました。

過去ログ集

真栄田岬 スキューバダイビング ログ145
真栄田岬 スキューバダイビング ログ103
真栄田岬 スキューバダイビング ログ102
真栄田岬 スキンダイビング ログ63
真栄田岬 スキンダイビング ログ56①
真栄田岬 スキンダイビング ログ56①
真栄田岬 スキンダイビング ログ43
真栄田岬 スキューバダイビング ログ15
真栄田岬 スキューバダイビング ログ8
真栄田岬 スキューバダイビング ログ7
真栄田岬 スキンダイビング ログ28

【沖縄本島中部】牧港

牧港の水中マップ

牧港

牧港の水中マップ
牧港の水中マップ(作成者:沖縄太郎)
  • 水   深 3~15m
  • 風 向 き 南~南西
  • 透 明 度 ~10m
  • 難 易 度 初心者から
  • ト イ レ 無し
  • シャワー  無し
  • エントリー ビーチ
  • 陸の向き  170度

ポイント紹介

 大都会浦添市の海岸線にひっそりとあるポイント。砂泥底にソフトコーラルという一見どこにでもありそうなポイントですが、この海には「ナカモトイロワケハゼ」が住んでいます。沖縄本島でこの魚に会えるのは「牧港」「なかゆくい」「パルプンテ」の3か所だけ。どれも人工的に設置されたもので、それぞれ潜れない時期には手入れがされないので居なくなってしまいます。(牧港、ナカユクイは夏、パルプンテは冬整備されています。)近場で夏に「ナカモトイロワケハゼ」が見れるということで重宝されるポイントになります。
 講習でも使われているからか、海底には途中までロープがあり、初心者から潜れるポイントです。河口付近にあるということもあり、透明度はよくて10mほど、透視度は5mほどです。中層移動も必要ないので初心者から楽しめますが、簡単だからと侮っているとロストしかねません。

駐車場

「浦添市歴史あふれる館」「軽自動車検査協会」の裏側の路肩に止めることが出来ます。

注意事項

  1. エントリーは階段なのですが、穴ぼこがあるのでハマらないように注意が必要です。
  2. 初心者から楽しめますが、透明度・透視度ともに悪いのでバディ間距離に気を付けましょう。
  3. ジェットスキーで遊んでいる場合もあります。
  4. 「ナカモトイロワケハゼ」のビンは触ったり持ち帰らないようにしましょう。お家としてホラ貝やホネガイが設置されている場合もあります。

ルート案

牧港水中マップルート案
牧港の水中マップルート案(作成者:沖縄太郎)
  1. Enは階段を下りていきます。しかし大きな穴ぼっこがいくつもあるので注意が必要です。少し沖にはブイが見えるのでそこで潜降します。陸は170で設定しました。
  2. 潜降場所は水路になっており、海底にロープが張っているのでそれを辿っていきます。徐々に水深が下がってゆき、そのうち壁(丁字路)にぶち当たります。ロープは途中でなくなるのでどの位置に降りてきたのかをしっかり把握しておきましょう。
  3. 壁に当たったところで西へ進んでゆきます。この時も水中は水路のようになっており、左手には中東ブイが浮いていて、良い目印になります。そのまままっすぐ行くと、ビンが設置してある場所に着きます。
  4. メインの「ナカモトイロワケハゼ」を楽しんだ後は来た道を戻ります。方向は東ですね。降りてきた場所を通り過ぎないようにだけ注意しましょう。降りてきた場所を把握していなかった場合は中層ブイを越えた辺りから少し南に振ることでロープと交錯するルートを取ると良いですね。
  5. 丁字路の元の場所に来たら南へ戻っていきます。そのうち水深も上がってゆき、ロープも見えてくると思います。潜降場所に来たら安全停止をして浮上。
  6. 陸の場所を確認してあとは帰るだけですね。En時と同様にEx時も穴ぼこにはまらないように注意しましょう。

見れる生き物

ナカモトイロワケハゼ、クマノミ、ハマクマノミ、ハリセンボン、カミソリウオ、スカシテンジクダイ、イソギンチャクモエビ、クロエリアメフラシなど

ウミガメ情報

 ウミガメは見たことありません。目撃情報もなし。

コメント

 私も1回しか潜ったことのないポイントです。探り探りでしたが「ナカモトイロワケハゼ」は案外簡単に見つかりました。しかしそれ以外はほとんど探索できず。見れる生き物の情報はほとんどがショップのブログから確認したものです。マクロも探せばいるのでしょうが、環境的にもここにいる生き物はすべからくレッドビーチや天願で探せば見つかると思います。

過去ログ集

牧港 スキューバダイビング ログ71

【沖縄本島北部】崎本部(ゴリラチョップ)

崎本部の水中マップ
崎本部の水中マップ
崎本部の水中マップ(作成者:沖縄太郎)
  • 所   在 本部町 崎本部緑地公園(那覇空港から1時間30分)
  • 水   深 3~10m 
  • 風 向 き 北西~北
  • 透 明 度 10~20m
  • 難 易 度 初心者から
  • ト イ レ 有り 
  • シャワー  有り(3分100円)
  • エントリー ビーチ(階段)、ボート
  • 見   所 砂地、マクロ、ソフトコーラル
  • 陸の方向  (ゴリラチョップ岩へ)70度くらい

ポイント紹介

 崎本部、もしくはゴリラチョップと呼ばれるこのポイントは初心者から楽しめるポイントです。水深も浅く、駐車場も整備されています。また緑地公園の建物の中にはシャワー(3分100円)、トイレ、更衣室も完備されているのでまさにダイバーのための施設です。沖縄でここまでそろっている場所はほかにはありません。崎本部緑地公園内にあるこのポイントの近くには新たに大型クルーズ船が停泊する港が出来ました。その関係で沖に行ける範囲も限られます。泳げる範囲はロープが海底に設置されています
 マクロが充実しているこのポイントはカエルアンコウからニシキフウライウオ、ハダカハオコゼと探せばなんでも出てきます。マクロ派からするとまさに天国のような場所です。しかもそのどれもが-10mない場所に居るのでとってもヘルシー。長居しすぎないように注意が必要です。ほかにも沖に出っ張る根の上はソフトコーラルがぎっしり生え、崎本部緑地公園からもう少し南へ下るとハードコーラルも結構生えています。そのためスキューバダイビングだけでなく、シュノーケリングでも十分楽しめる場所になっています。砂地もとっても綺麗で癒しのポイントになっています。10月頃になるとイワシの群れが爆発しますが、それもこのポイントの見所のひとつです。別名で「ゴリラチョップ」と呼ばれていますが、これはビーチにある大きな岩がゴリラがチョップしているように見えることに由来します。

最近は「ウデフリツノザヤウミウシ」が大量発生しているようです!!しかし私が潜っていた時は全く見たことがありません。一体全体どこからやってきたのか・・・。不思議です。

駐車場

 駐車場は2か所あります。1つ目は崎本部緑地公園の施設内。駐車場は広いですが、営業時間は9:00から16:00までです。閉館1時間前からアナウンスが流れます。2つ目は国道449号線沿いで崎本部緑地公園の手前左手にあり、6台ほどが駐車可能です。「ゴリラチョップの駐車場」で検索すると一発で出てきます。

注意事項

  1. 遊泳可能範囲に注意しましょう。泳げる範囲は海底にはロープが張ってあります。
  2. 崎本部緑地公園の駐車場の利用時間は9:00~16:00です。ゴリラチョップの駐車場には時間制限はありません。
  3. シャワーは最初は冷水しか出ません。先に使った人がいると温水で出てきます。
  4. ボートは近くまで入ってきます。シュノーケリング、水面移動中は注意が必要です。
  5. 階段は下の方が滑りやすくなっているので注意しましょう。
  6. 砂を巻き上げないように注意しましょう。

ルート案(双子岩へ)

崎本部の水中マップ ルート案
崎本部の水中マップ ルート案(作成者:沖縄太郎)
  1. Enは階段があるので楽ちん。下の方が滑りやすくなっているのでそれだけ注意しましょう。テトラポット沿いに泳ぐと徐々に水深が深くなるので良いぐらいの場所で潜降。
  2. 根の間を通りながらまっすぐ砂地を下りていきます。ある程度行くとロープが見えてくるので、ぶつかったらロープ沿いに泳いでいきます。ちなみにロープの向きは名護湾へ170度方向に張ってあります。
  3. 双子岩はロープの内側、少しビーチ寄りです。ロープ沿いに進み続けると見逃す可能性があるので、ロープを目視しながら少し内側を泳ぐと良いと思います。180mほど離れているのでそれなりに距離があります。双子岩には「キンギョハナダイ」や「ミツボシクロスズメダイ」が群れているので近づくと分かると思います。昔は1つの岩だったらしいのですが、今は真っ二つに割れています。生き物はほかにも「オニダルマオコゼ」や「スザクサラサエビ」「アカシマシラヒゲエビ」「ソリハシコモンエビ」など生き物が豊富です。また双子岩のさらにビーチ寄りには「ハダカハオコゼ」の暮らす根があります。
  4. 帰り方はいろいろありますが、ルート案では砂地を突っ切っていく方法を書いています。というのもロープそいで帰っちゃうと矢印が重なって見えなくなるという超個人的な問題が発生したためです。一番確実なのはロープを辿ることですね。砂地を突っ切るメリットとしては徐々に水深を上げられるということです。浅いとは言え、同じ深度で長く潜っていると窒素が溜まりやすいですから、それを考慮すると突っ切るルートもありです。170度(350度)でロープが張ってますから360度くらいで帰れば突っ切っていけますね。ちなみに砂地でもウミウシが張っていたり、ちょっとした根にカエルアンコウが居たりするので侮れません。
  5. ある程度戻ってこれば頭を上げてしまって大丈夫です。ロープさえ越えなければほぼ迷うことはないと思います。角度だけ間違えないようにね☆

見れる生き物

クマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、カエルアンコウ、ハダカハオコゼ、ニシキフウライウオ、チンアナゴ、キンギョハナダイ、ミツボシクロスズメダイ、オニダルマオコゼ、ヒレオビウツボ、マダラトビエイ、オトヒメエビ、スザクサラサエビ、アカシマシラヒゲエビ、ソリハシコモンエビ、、ウミウシカクレエビ、アオサメハダウミウシ、オオコノハミノウミウシ、トンプソン・アワツブガイ、スミゾメキヌハダウミウシなど

ウミガメ情報

 私は見たことありませんが、たまに現れるみたいです。遭遇率は低めです。

コメント

 中性浮力も必要ないので初心者から楽しめるポイントです。しかし双子岩までは距離があります。エア持ちの悪い方はもしかしたら行って帰るだけになるかもしれません。その場合は水面移動を長くとるなどしながら対処すればよいと思います。崎本部は何も生き物がいる場所は双子岩だけではありません。それ以外にも細かい根が点在しており、それらをよく見るとさまざまな生き物が潜んでいます。例えばギャラリーにあげているオレンジ色のカエルアンコウはルート②の途中に居たものです。このカエルアンコウはサンゴを組み合わせて家に住んでいました。おそらく持ち込まれたものです。対照に茶色のカエルアンコウはオレンジ色のカエルアンコウの近くのヒルモの影に隠れていました。こちらはおそらく天然のものでした。私はこのポイントで過去に3個体のカエルアンコウを見ています。入れ替わりが激しいので、Instagramなどで情報収集してから行くのもありだと思います。
 私は過去に-17m辺りまで降りたことがあります。もちろんロープが途切れた先のエリアです。ロープ沿いにまっすぐ進み、起点を作って250度で沖に行ってみました。そこまで行くと砂地というよりは泥に近くなってました。それ以前にもう少し手前で沖出しした時は13m辺りにチンアナゴ畑があったのですが、少しづれているだけでも生息する生き物は違いますね。ヒレナガネジリンボウやヤシャハゼも見つからず。崎本部は13m辺りまでを探索するともっといろんなものが見つかるかなと思いました。と言ってもそこに行くまでがかなり遠いのですが。ちなみに写真のチンアナゴはロープ沿いに居たもので、たまにポツンといることがあります。

過去ログ集

ゴリラチョップ スキューバダイビング ログ185
崎本部 スキューバダイビング ログ175
崎本部 スキューバダイビング ログ144
ゴリラチョップ スキューバダイビング ログ98
崎本部 スキンダイビング ログ73
崎本部 スキンダイビング ログ60
崎本部 スキンダイビングログ21・22

【沖縄本島中部】砂辺UFO

砂辺UFOの水中マップ
砂辺UFOの水中マップ
砂辺UFOの水中マップ(作成者:沖縄太郎)
  • 所   在 北谷町宮城海岸(那覇空港から40分)
  • 水   深 3~15m
  • 風 向 き 東
  • 透 明 度 10~20m
  • ト イ レ 無し
  • シャワー  無し
  • エントリー ビーチ(階段)、ボート
  • 見   所 人工物
  • 陸の角度  70度くらい

ポイント情報

 砂辺浄水場の目の前にあるポイントです。ここのポイントは何といっても「UFO」と「神殿」。海の中に人工物が沈んでいるのはとてもワクワクします。この2つは近くにある浄水場の施設。UFOは「排水口」、神殿は「給水口」です。どちらも今では生き物の住処となっており、UFOの周りではカマスの群れを見ることが出来ます。水深も深いUFOの方でも-13m前後とヘルシーなポイントです。それぞれの場所への生き方は後述します。
 地形もドロップ地形が続くが、もう少し浄水場に寄らないと水深は取れないうえに、丸い根が行く手を遮るので少し迷いそうになります。離れ根は干潮になると現れます。根の中腹では「セジロクマノミ」が住んでいまが、クマノミと同居していますのでそのうち居なくなる可能性も・・・。近場で見れるのは本当にありがたいのでどうにか生き残っていただきたいですね。ソフトコーラルはあまりなくサンゴ礁が広がっていますが少し左右に移動するとサンゴ畑が現れます。しばしば北向きに弱い流れがあります。
 なお水中マップに関して、セジロクマノミを載せるために離れ根と排水口の間はかなり簡略化してあります。

駐車場

 海岸沿いに縦列駐車が可能。道は一方通行なので浄水場の入り口前を通ってこなければいけません。22:00~5:00はチェーンが上がり駐車が出来ません。

注意事項

  1. En、Exの階段は滑りやすいので注意が必要です。
  2. 盗難、置き引き、車上荒らしが起きる場所です。貴重品の管理には注意しましょう。

ルート案

砂辺UFOの水中マップ
砂辺UFOの水中マップ(作成者:沖縄太郎)
  1. 広場で潜降。ここは明らかに人工的なので一目で分かると思います。コンクリートで整備され、煙突のような物もあります。また排水管の通っている部分が明らかに膨らんでおり、それをまっすぐ進めば「UFO」まで到達できます。ここでは先に給水口に行くルートで紹介します。
  2. コンクリートで整備された場所を抜けると次は岩がゴロゴロ転がっている岩ゴロロード(岩ゴロード)に出ます。10mほど進んで直角に北へ。陸を70度だとすると340度の方向へ進む。ただ、給水口自体が大きいので、コンパスが多少ずれていても岩ゴロードから出なければそのうち目視できると思います。
  3. 給水口で遊んだ後は排水口へ。横着してL字型に伸びる岩ゴロードを突っ切って行きます。来た道を戻るには正反対に進めばよいので160度の方向。そこから少しずらすので180度くらいで進みますか。岩ゴロードを出て途中砂地の上を通り、また岩ゴロードにぶつかったら岩ゴロードの上をまっすぐ沖へ。給水口もそれ自体が大きいのでそのうち目視できると思います。仮に給水口を通り過ぎていても水深を見れば通り過ぎているのが分かります。
  4. 給水口の周りは暖かい水が出ており生き物が豊富に居ます。特にここで見れるカマスの群れは大きな群れになります。人工物に続くこのポイントの見所だと思います。給水口の周りには「タイヘイヨウウミウシ」が大量に居ます。付いているトゲトサカに「イソコンペイトウガニ」がいたら教えてください。めちゃくちゃ見たいです!!
  5. あとは帰るだけ。岩ゴロードからそれないように最初に設定した角度で戻っていくだけですね。今回のルートはルート③④⑤で三角形を作るイメージ。④⑤が縦と横で③が斜辺です。もし給水口と排水口の角度判明しましたら教えていただきたいです。

見れる生き物

UFO(排水口)、神殿(給水口)、セジロクマノミ、カマスの群れ、アカククリ、ソウシハギ、、二タスジリュウキュウスズメダイ、アオウミガメ、クマノミ、アカホシカニダマシ、トゲトサカ、コクテンフグ、各種ウミウシなど

ウミガメ情報

 私はここではウミガメは見たことありません。ただ、排水口を越えた辺りや、北にずらしたエリアでは目撃情報があります。

コメント

 初めて砂辺UFOを見た時はすごくわくわくしたのを覚えています。周りを何周もして楽しみました。やっぱり水中の人工物って浪漫ですね。
 砂辺の浄水場に「セジロクマノミ」がいることを知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。私もこれを紹介するために無理をしてマップを書きました。ので水中マップは参考にすらならない部分もあるかもしれません😅
 離れ根は干潮の方が圧倒的に行きやすいです。私もスキューバで始めて行ったのは意図せずのことでした。UFOから浄水場の大きな階段までドロップ沿いを泳ぐ計画だったのですが、いつの間にか迷い込んでいたようで、なかなか複雑な地形をしています。なので離れ根に行くときは慣れるまでは近くまで水面移動で行くのが確実です。さらに円状の地形はなかなか厄介なもので、しっかり目印をつけておかないと1周したことにすら気付けません。以下は私が以前泳いだルートです。参考までにどうぞ。

砂辺UFOの水中マップ
砂辺UFOの水中マップ(作成者:沖縄太郎)

 離れ根に一番近い場所から潜降して「セジロクマノミ」に会いに行きました。そのあと地形を見ながらグルっと根を周って行きます。この後はUFOの方に行く予定だったので、コンパスを見ながらおおよその位置を把握。直角に北上すると仮定すると、340度に進みますが、その方向に離れ根があればまだ反対側まで来れていないということですよね。直角に曲がると確実にUFOより沖に出ることは予測できたので、裏側辺りまで来たところでずらして30度くらいで進みました。この時目指したのはUFOではなく、岩ゴロードです。このぐらいで進んでいればいつか岩ゴロードにぶつかるだろうと。これがビンゴで、無事UFOに辿り付きましたとさ。 
 なおこの根の周辺は立派なサンゴがあったり、ブロックが落ちていたり、チェーンがあったりするので目印には困らないと思います。

過去ログ集

砂辺浄水場 スキューバダイビング ログ170
砂辺浄水場 スキューバダイビング ログ94
砂辺浄水場 スキューバダイビング ログ93
砂辺UFO スキンダイビング ログ42